Q どのようにして債務整理の方法を選べばよいのでしょうか?
債務整理の方法の選択にあたっては、お客様の借金の金額や収入、残したい財産、債務整理に対する意向などに応じて、メリット・デメリットを検討する必要があります。
一般的な考え方としては、まず、継続的な収入がなく、月々一定額を返済することが困難である場合は、自己破産を検討すべきです。また、継続的な収入があるとしても、収入の範囲内での返済が苦しく、自宅を残したいなどの事情がない場合には、自己破産を検討すべきでしょう。なぜなら、自己破産を申し立て、免責が認められれば、税金や養育費などを除き、借金を返済する必要がなくなるため、お客様の生活を立て直すことが可能となるからです。
これに対し、収入の範囲内での返済は難しいけれども、自宅を残したい、自己破産では資格制限を受ける職種に就いている、自己破産が認められない事情がある、などの場合には個人再生を検討すべきでしょう。
そのほか、借入額が少なく、特定の債権者の月々の返済額を減らすことができれば分割払いが可能である場合や、自動車ローンが残っている自動車を残したい場合には任意整理を検討すべきと思われます。
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