新型コロナの影響による収入減少から借金を整理して再出発した例
債務整理の方法 | 自己破産 |
属性 | 40代女性 |
地域 | 埼玉県(越谷市・吉川市・松伏町) |
借金の理由 | 介護費用 |
借入先の数 | 3社 |
借金総額 | 約250万円 |
債務整理後 | 0円(借金免除) |
事案の概要
10年以上前、Aさんは親族の介護のため、思うように収入を得ることができず、数社から生活費を借り入れました。その後、介護中心の生活を続けながらも、奨学金を利用し新たに資格を取得して、生活の立て直しを図ったものの、過去の債務の返済を再開できずにいたところ、10年前に裁判を起こし債務名義(判決)を取得していた債権者から強制執行をほのめかす内容の督促状が届くようになりました。
さらに新型コロナの影響により、ついに一時的に収入が途絶えてしまい、当事務所に相談に来られました。
解決に至るまで
債権者に勤務先を知られている場合、強制執行をされてしまうと、給与を差し押さえられてしまいます。
相談時、Aさんの収入は低く、法テラスの審査基準を満たしていたため、弁護士費用は法テラスの民事扶助を利用しました。
法テラスの決定後、準備ができ次第申し立てを行ったところ、Aさんのこれまでの生活状況に問題は無く、スムーズに同時廃止の決定が出されました。
解決のポイント
債権者に強制執行(給与の差押え等)をされてしまう前に早い段階で申し立てを行い、また、Aさんにも迅速に申し立てに必要な資料をご準備頂き、申立の準備から同時廃止・免責決定までスムーズに進みました。
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