婚姻中の生活費不足のためキャッシングし、離婚を機に自己破産して再出発した事例

女性の図

債務整理の方法 自己破産
属性 20代女性
借金の理由 生活費
職業 パート
借金総額 約200万円
債務整理後 0円(借金免除)

 

事案の概要

子育て中の女性が悩んでいる写真

 Aさんは、婚姻中、生活費の不足を補うために各業者からキャッシングし、毎月一定額を返済していました。しかし、子供(3歳)の教育方針などで喧嘩が絶えなくなり、最終的に結婚後数年で離婚することになりました。キャッシングは自分名義で行っていましたので、離婚後も返済を継続してきたのですが、元夫からの養育費も滞りがちになり、毎月の返済が厳しくなり、最終的に、当事務所に自己破産を依頼されました。債務残高は約120万円でした。

 

 

免責についての結論

弁護士に相談する女性の図

 本件では、婚姻中の生活費の不足を補うために、キャッシングを利用していたこと、離婚後の収入から返済の継続は困難なこと、離婚後の生活の立て直しのために一度借金を整理し、子供と一緒に再出発することを考え、今回ご迷惑をおかけしたことについて反省するとともに、今後は無理のない範囲で生活していくことを説明し、無事、免責を得ることができました。

 裁判所の審理も同時廃止という手続になり、比較的スムーズに終結となりました。

 

 

解決のポイント

本件については、高金利の返済を長年続けるより、法が認めた借金の整理を選択することで、一度リセットし、経済的な再出発を図ることができた事案です。

 

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