完済から数年後に過払い金を回収した事案
1 事案の概要
Aさんは、20年以上前から、消費者金融からの借入れと返済を繰り返していました。 数年前に債務を完済し、それ以降は借入れのない生活をしていました。 過払い金についての知識は全くありませんでしたが、知人が過払い金を請求してお金が戻ってきたということを聞いて、当事務所に相談にいらっしゃいました。
2 解決
当事務所弁護士が、法律相談を行った結果、相当額の過払い金の発生が見込まれたことから、着手金ゼロで受任し、過去に取引があった複数の消費者金融に対し、受任通知を発送しました。 消費者金融から取得した取引履歴を基に過払い金を計算し、消滅時効の完成が近づいているものもあったことから(過払い金は最終取引日から10年で時効により請求できなくなります)、速やかに各業者に過払い金の請求を行いました。 弁護士が粘り強く交渉したことにより、4社との間で、それぞれ過払い金の元金ないしそれ以上の金額(合計600万円以上)での早期和解を成立させることができました。
3 解決のポイント
当事務所では、完済後の過払い金請求については着手金0円であるため、経済的負担を気にすることなく、過払い金請求を依頼することができます。 当事務所が適切・迅速な対応をしたことにより、手続が長引くことを望んでいなかった依頼者の意向にも沿う形で、相当額の過払い金を認めさせる和解を成立させることができました。
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